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血糖コントロール不良による低血糖リスク

アセスメント

糖尿病は慢性的な血糖値の上昇とそれに伴う異常が生じる疾患である。インスリン依存性とインスリン非依存性に分類でき、食事療法、運動療法、薬剤療法で血糖値をコントロールしていく必要があるが、指示が守れず血糖コントロール不良で低血糖リスクがあり、不適切な状態である。

・血糖値やHbA1cの検査データ
・使用している薬剤の副作用(糖尿病治療薬)
・食事、運動、薬剤療法のどれが遵守できていないか

看護問題

血糖コントロール不良に関連した低血糖リスク

看護目標

長期目標:低血糖を起こさない

観察項目 O-P

・疾患や治療に対する知識や理解度
・食事や運動習慣などの日常生活
・血糖コントロールがうまくいっていない要因

  • 糖尿病に関する認識、理解
  • 低血糖に関する認識、理解
  • 食事療法や運動療法に関する認識、理解
  • 薬物療法、インスリンに関する認識、理解
  • 自覚症状の有無、程度(視野障害、末梢神経障害の症状など)
  • 食事摂取状況
  • 排泄状況
  • 検査データ(血糖値、HbA1c、Alb、尿検査など)

援助項目 T-P

・必要な知識があれば提供する
・達成可能な血糖コントロールの方法
・服薬指導、低血糖時の対応の指導

  • 患者の持つ糖尿病や治療の認識に合わせた情報を提供する
  • 必要に応じて薬剤師や管理栄養士など多職種と協働して患者の血糖管理を支援する
  • 退院後の生活を踏まえた血糖コントロールに関する課題を解決できるように支援する
  • 低血糖時の対応を獲得できるように必要に応じて支援する

教育項目 E-P

・低血糖のリや対応方法
・糖尿病の知識

  • 患者の理解に応じて糖尿病の病態について説明する
  • 患者の理解に応じて低血糖時に生じる症状について説明する
  • 低血糖の予防や対処方法を説明する
  • 患者の理解に合わせて食事療法、運動療法、薬物療法の説明する
  • 疑問や不安などはそのままにせず表出するよう説明する
指導者さと

これを参考に、患者さんに合わせた看護計画を作成してみてください◎

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